日差しが照り付ける7月に訪れました。
緑が広がる公園の中にたたずむワイナリーです。
南東には越後三山の一つ、八海山を眺めることができます。
1)ワイン
新潟県南魚沼産のぶどうにこだわっており、種類もたくさんあります。特に豪雪地帯の特徴を生かした雪室で熟成させたものが「雪季」シリーズです。試飲は無料でした。
越後ワイナリー ケルナー2017
寒冷地に多い品種ですね。ほのかな甘い白い花を思わせる香りで、酸味おだやかなさっぱりとした味わいでした。
越後ワイナリー雪季白2016
こちらはセーベルとケルナーを使用。すっきりとして飲みやすいワインでした。
越後ワイナリーホワイトウルフ2016
越後シャルドネ 2014
どちらもシャルドネ100%ですが、ホワイトウルフは樽を使っていないため、ぶどう本来の香りが楽しめます。酵母の香りもよく感じられ、チーズやお漬物などの食品とも合いそう。一方、越後シャルドネ木樽で11か月熟成させているそうで樽由来の香りが感じられます。
越後ワイナリーメルロー2015
タンニンはしっかり感じられますが、そこまで強くなく飲みやすかったです。メルローの良さが出ていました。
越後ワイナリー雪季 赤2016
こちらもメルローですが、雪室での熟成。
越後ワイナリー カベルネソーヴィニヨン2014
カベルネの特徴が出ていますが優しい味わいです。
越後ワイナリー レッドウルフ2015
メルローとカベルネを使用。混合しているが故の複雑な香りが楽しめます。少し柑橘系の果実を連想させる香りがしました。
2)ワイナリーの見どころ
南魚沼といえばお米の地域でもありますが、豪雪地帯でも有名です。
アグリコア越後ワイナリーは雪深い土地を活かしたワイン造りを行ってきたそうです。
その工夫の一つが雪室貯蔵です。
雪室貯蔵庫・木樽熟成庫
いずれもショップの下の階にあります。
中に入ることはできませんが、窓越しから見学することができます。是非覗いてみましょう!
ぶどう畑はワイナリーから離れた場所にあるようです。
ワイナリー周辺に植えられているぶどうはイベント時に来場した皆さんで収穫するそうです。
収穫体験ができるのは楽しみですね。
3)行き方
■公共交通機関⇒タクシー
上越新幹線、上越線:浦佐駅 タクシーで約5分
■車
関越自動車道:小出IC、六日町IC 各ICから15~20分
大和スマートICから 約3分
まとめ
創業者である種村氏がこの土地でワイン造りを始めるためにフランス・ボルドーへ渡りワイン造りを学び、1975年にアグリコア越後ワイナリーを創業されました。そして今もなお現役でぶどう造りに携われておられるとのことです。地域に根付くワイナリーとしてますます楽しみですね。
美味しく飲もう!日本のワイン!
ワインショップTSUDOI店員による徒然ブログ。 日本ワインを中心に、これまで飲んだワインやイベントについて綴ります。 ワインショップTSUDOI https://www.shoptsudoi.com
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