ワイナリー巡り 熊本 菊鹿ワイナリー

菊鹿ワイナリーに行ってきました。

菊鹿ワイナリーは熊本ワインファーム株式会社の2つの醸造所のうち、山鹿市菊鹿町にある醸造所です。2018年11月にオープンしたばかりの新しいワイナリーですが、熊本ワインファームでは菊鹿町で栽培された葡萄を20年近くも使用しています。建物は洗練されたデザインで内装も大変お洒落でした。

歴代ワインがずらりと並べられています。


熊本ワインファーム株式会社は1999年に設立。2004年、2008年に菊鹿ナイトハーベストで国産ワインコンクールで金賞を受賞するなど、数々のコンクルールで受賞しています。

日本ワインの書籍(※1)によれば、菊鹿町の土壌は阿蘇火山地域にあり、非アルカリ性の火山花崗岩で砂地で水はけが特に良いものの、夏の暑さが厳しく決して恵まれた気候風土ではなかったようです。しかし作り手の努力、創意工夫によって素晴らしいワインが作られてきたとのことでした。

ワイナリーでは試飲ができます。ただし、時期によっては数量が少なく、ティスティングできないこともあるようです。今回試飲したワインはこちらです。

・菊鹿シャルドネ アンウッデッド2018

・菊鹿シャルドネ NV

・山鹿マスカットベーリーA 2019


ATSU 巨峰スパークリング辛口

マスカット・ベーリーA

ナイアガラ

キャンベルアーリー(甘口)


●レストランで生ワインを飲むことができます。

無濾過の生ワインが飲めました。料理は新鮮な野菜や本格的な肉料理が楽しめとても美味しかったです。


●自社畑が見学できます。

これまで菊鹿町の契約農家の葡萄を用いていましたが、現在は自社畑での葡萄作りにもチャレンジしているそうです。収穫できる葡萄ができるまであと数年。とても楽しみです。


●周りの施設

山鹿の特産物を使ったスイーツやパン、ピザなどが楽しめます。

また広場もあるため、のんびりとした時間を過ごすことができます。


●公共交通機関のみで行く場合は事前の下調べが必要です。

レンタカーがベストですが、運転手の方も飲みたい…となれば公共交通機関しかありません。

行き方はバス+タクシーの組み合わせです。

参考までに今回使ったルートを図で示します。

イベント時にはワイナリーからシャトルバスが出るようですのでそちらを利用するのもいいですね。

日本ワインファンなら一度は訪れたいワイナリー。九州に行かれた際にぜひ足を運んでみて下さい。


※1山本博(監修)、「西日本のワイン: 日本ワインを造る人々」、ステレオサウンド、2011

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